第3四半期のGDPが発表されました。通期で7.7%と今年の政府目標である7.5%を上回っています。第4四半期は前期より回復するとの観測が国内では高まっており、最終着地は7.8%となるとの意見が多いように感じます。直近、輸出増値税の還付率調整が行われましたが、「全ての製品で還付率を17%(満額)にすべきだ」という大胆な意見もあがっています。来月には共産党大会も控えている為、足元目立った動きは期待できませんが、新体制となった来年にはもしかしたらウルトラCが飛び出すかもしれません。期待したいところですね。(こ)
今年の国慶節(+中秋節)は合計8日間の連続休暇となりました。9月30日0時~10月7日24時まで高速道路料金を無料化、特にマイカー族の国内旅行を刺激しましたが、早々に主要都市では渋滞や交通事故が多発したようです。さて中国の休暇制度は国慶節や春節の大型連休が代表的ですが、所得水準が上がり余暇を楽しむミドルゾーンの拡大から、名所が混む、各種料金が高くなる等の副作用も発生しています。今後はインドア派向けのビジネスも流行るかもしれませんね。(わ)
今日は上海から無錫へ出張してきました。大ヒットした「無錫旅情」のように「上海・蘇州と汽車に乗り~♪」と優雅な旅ではなく、時速200キロ超えの新幹線で午前中の間で往復してきました。中国では自動車のことを汽車と書きます。もしかしたら、無錫旅情の旅人は電車ではなく自動車で移動したのかもしれないなあなどとくだらないことを考えているうちにあっという間に目的地に着いてしまいました。今度はゆっくり観光で行って、ちょっと甘めの無錫小龍包をガブリとやりたいなあ。(こ)
弊社の近所にある老舗百貨店が閉鎖することになりました。かつては上海第二百貨と呼ばれ市民に親しまれた百貨店ですが、周辺に専門店が積極展開しているあおりをうけ閉鎖することになったようです。後釜にはユニクロが店舗丸ごと賃借する形式で入店するそうです。弊社が入居するビルにあるパークソンも、地下売り場を全面リニューアルし顧客離れを食い止めようと必死です。日本でも百貨店は専門店におされ苦戦を強いられていますが、中国でもその傾向は現れ始めたようです。(こ)
中国の経済成長と同ペースで体重が増えないように、昼食は自宅からお弁当を持参しています。当地では、お弁当作りに便利な種類豊富な冷凍食品があまりありません。よって、プロ野球の投手と同様に、一定のローテーションでおかずがめぐってきます。例えば、焼鮭なら火曜日、生姜焼きなら木曜日。ところが、大型連休の調整で休日出勤などがあると、このローテーションが乱れます。プロ野球なら新人投手が活躍したりするのでしょうが、お弁当の世界ではなかなか新人発掘も難しく、監督(妻)も頭を痛めております。(こ)
先月末に上海税関主催で違法輸入品のオークションが開催されたそうです。報道によると、出品されたアイテムは45品、中にはベンツやキャデラックといった高級外車が5台、またビトンやグッチといった高級ブランド品も含まれていたそうです。落札合計額はなんと353万元に達したそうで、全額が国庫に納められたそうです。税収不足に悩む政府にとっては焼け石に水かもしれませんが、庶民感覚からすれば大変な額ですね。しかし密輸はいけませんね。(こ)
一昨日、めったにこない台風が上海を通過しました。激しい暴風雨で、出勤していた小職は「帰宅できるかな?」と不安になりましたが、帰宅時間頃には幾分おさまっていて、ズボンが下半分濡れるぐらいで切り抜けられました。翌日事務所へ出勤してみると、なんと壁紙に水染みが発生、ビルのコンクリートを雨水が透過して出てきてしまったようです。ちょうど今月で内装の減価償却が終わったところだったのに、また内装をやり直さないといけなくなりました。悲しい現実ですね、とほほ。(こ)
2四半期のGDP成長率が7.6%と発表されました。上半期では7.8%となりました。第1四半期が8.1%でしたのでやや景気が減速しているようです。下半期の予想を各方面のメディアが報道していますが、おおむね下半期は持ち直すのではないかとの論調が多いように感じます。やはりユーロが安定してこないとさすがの中国でも厳しい経済運営を強いられますね。(こ)
昨晩、急に利下げが発表されました。先月3年ぶりに実施したばかりで今月もまた利下げ、政府は景気後退を相当懸念しているんだなあと思わされます。一方で、一般市民感覚としては景気が後退しているようにはあまり感じません。政府は公表できない何か重大な情報でも隠し持っているのでしょうか(笑)。まあ、今年は党大会もありますから、予防的に利下げをしたのかもしれませんね。政権交代前に景気が悪かったら、現政権の方々もその後の自身の立ち位置に影響しますからね。(こ)
梅雨の中休み、晴天で気温は33℃まで上昇、暑いです。今日は、上海から車で2時間ほど離れた江蘇省の海門市という都市に行ってきました。まるで海かと思うような雄大な揚子江に架けられた大橋を渡るとすぐに到着します。橋がなかったころはここをカーフェリーで渡っており、昔のことが懐かしく感じられました。海門市は、日系の大工場が集積する南通市の衛星都市でもあり、今後日系企業、特に中小企業が進出するにはコストメリットもあっていいかもしれないなあと感じました。マンションでも先行して買いたいな♪(こ)
最近の上海では珍しく昨日・今日とスカッと晴れています。普段はよく見えない金融街の超高層ビルも、今日はよく見えます。中国は明日から端午節休暇で3連休です。この時期の名物である粽(ちまき)は既に昨日の晩御飯で食べました。先週末に田舎から果物を売りに来たおばちゃんから買ったさくらんぼがなかなか食べきれず、ようやく昨日完食。今週は何を売りに来るのかひそかに楽しみにしています。さすがにドリアンのあの独特のニオイにだけはなかなか慣れませんが。(こ)
週末に家族で地元の食堂で昼食をとるのが最近のマイブームとなっています。お店はそこそこ小ぎれいで味はかなり満足できるものです。気になるお値段ですが、日本のどんぶりに相当する「おかずぶっかけご飯」はスープ付でおおよそ8元程度、そこに小龍包とラーメンとジュースを頼んで家族4人でシェア、仕上がりはおおよそ35元程度とリーズナブル。食料品を中心とした物価上昇が続いている中国ですが、日本との比較でいえばまだまだコストメリットのある分野がおおくあります。今週末もまた行こうかな。(こ)
上海万博跡パビリオンの再利用が進んでいます。当初より、万博跡地は再開発が行われる予定でしたが、そもそもの予定が10年後ぐらいを目途に計画されていましたので、取り壊しが行われていないパビリオンで、使用に耐えられるものは再利用されているのです。日中国交正常化40周年記念イベントは旧アフリカ館で行われますし、旧アルゼンチン館はバトミントン場として利用されています。人気だった日本館は残念ながら既に取り壊されていますが、、、。(こ)
紹興酒のふるさとである紹興へ出張してきました。魯迅の故郷でもある紹興は、観光地としても非常に有名で、小職が宿泊したホテルにも多くの中国各地から来た観光客が宿泊していました。街はさほど大きな規模ではありませんが、風情のある建物や湖の風景が広がり、しばし心がホッとするひと時でもありました。大型の橋梁が建設され上海からは日帰り旅行圏内です。是非一度足を運ばれては如何でしょうか。(こ)
変動幅の拡大発表後、1ドル=6.26元台まで強含んだ人民元ですが、ここ数日やや失速気味で、今日は基準値で6.295と6.3元台に押し戻されそうな勢いです。変動幅拡大後のメディア意見の大勢は「人民元上昇が加速」でしたが、予想は今のところ外れているようです。日中間貿易の決済通貨は、現在は大半がドル建ですが、こちらも近いうちに人民元へと変わると予想されます。日本政府が「円の国際化」を標榜していた時期が懐かしいですね。(こ)
上海ディズニーランド建設がスタートしました。香港版は非常にコンパクトなものでしたが、今回の上海版は東京よりも大規模なものになるとの噂です。建設場所は、浦東空港から市中心地までのほぼ中間地点ぐらいに位置しており、早くも周辺ではホテルやショッピングモールの建設が始まっています。まだまだしばらく上海経済は元気を維持し続けそうな感じがしています。(こ)