先日、中国で多い名字ランキングというニュースを見ました。TOP3は第1位王さん(9,500万人)、第2位李さん(9,300万人)、第3位張さん(9,000万人)だそうです。ちなみに日本のTOP3は、第1位佐藤さん(1,900万人)、第2位鈴木さん(1,700万人)、第3位高橋さん(1,400万人)だそうです。全人口に占める王さん比率は約7.3%であるのに対し、佐藤さん比率は約14.9%と2倍超、人口密度では、王さん@/㎢約10人に対し佐藤さんは@/㎢50人と5倍も差がありました。どうりで日本では佐藤さんによく会うはずだと変に納得してしまいました。いったい何の計算をしているやら、、、(笑)。(こ)
エスカレーターに乗った時、左右どちらかに寄って先を急ぐ人に道をあけておくのが暗黙の了解ですね。左右どちらに寄るのか、東京なら左、大阪なら右に寄りますが、上海は右です。関西方式ですね。この右に寄って左をあけるルールは、ここ上海では万博の時に「左行右立」と標語が一斉に貼り出され推進されたもので、歴史は決して長くありません。ところが、最近になってこの標語がはがされ始めています。新聞の報道では、右側ばかりに荷重がかかるので機械故障が頻発し安全性が確保できないことが理由だそうです。以前から右に寄っていなかった人は先見性があったのでしょうかね、迷惑ですが(笑)。(こ)
清明節のため先週後半から当地は休みとなりました。休暇を利用して久しぶりに華南地区を訪問してきました。既に気温は25℃を超えていて、半袖でも十分なくらいの温かさでした。空気も上海と比べると随分ときれいな感じがしました。上海に戻るときについでに香港を通過してきました。相変わらずの街のにぎわいで、元気な香港を再確認してきました。香港ドル表示は八掛けにするとおおよそ人民元の額になりますが(100HKDなら80RMB)、なんとなく香港の方が物価が安く感じました。香港も決して物が安い国ではありませんが、それだけ上海の物価が高いという事なのか、複雑な気持ちになりました。(こ)
「アミノ酸系のサプリメントを酒席の途中で飲むと二日酔いしない」との情報を取引先の社長から入手、送別会続きのこの時期にはまさに朗報、早速試してみました。効果は「すごい!」でした。以降複数回試してみたのですが、二日酔い三兄弟と私が勝手に名付けた「頭痛・胃もたれ・だるさ」のどれかからは必ず解放してくれるすぐれものでした。効果の理由をネットで検索してみたところ、肝臓の機能を向上させて二日酔い症状を緩和させるとのことでした。「もっと早くこのサプリメントに出会っていれば」などと妻に話したところ、「それって肝臓を酷使しているだけなんじゃないの?」と冷たい反応が、、、。(こ)
上海日本人学校は今日が三学期の終業式です。日本より一週間以上早いと思うのですが、これは日本へ帰国する児童生徒及び教員への配慮によるものだそうです。子供は早めの休みで喜んでいる一方で、子供の面倒を一日中見なければならないご家庭の主婦には、早めの休みは迷惑なようです(笑)。PM2.5の影響もあって、あまり外に出かけて遊ぶこともなく、自宅でゲーム三昧の子供の様子についつい苛立つのは仕方がないことかもしれません。そのオハチがこちらに回ってくるのだけは勘弁して欲しいものですが。週末はしっかり家族サービス(特に妻)せねばと心に誓い、これから銀行ATMに向かいます(笑)。(こ)
最近に始まったことではないのですが、街でよく道を聞かれます。週末に外出するとだいたい土日のどちらかは道を聞かれます。ほとんどは標準語で話しかけられるので地方の方なのかなと思うのですが、時々上海語で聞かれるとオイオイと思ったりしてしまいます。それだけ当地に溶け込んでいるのだと自負する一方で、日本の道がよく分からなくなってきている自分に気がつき愕然としてしまいもします。現在上海の気温は27℃、春を飛び越えて夏が来てしまった感じがします。(こ)
先程某開発区の人と話をした際に興味深い話題がありました。最近、日本からの新規案件が少ないので、既出日系現法に「移転先候補として如何ですか?」と中国国内営業を行っているそうです。かつては外資導入が主要命題でしたが、進出企業が生み出す税収の方に開発区の主眼が移っていることが背景にあるのだそうです。よって、ブランドや技術を有する日本や欧州企業をターゲットにしているそうで、逆に低付加価値分野での進出が多い台湾や米国企業にはあまり関心がないそうです。こんなところにも時代の変化を感じますね。(こ)
明日から旧正月休暇です。街はもうすっかりおやすみモード、道路もすいています。「年夜飯」という年越しにファミリー皆でレストランで食事をする習慣が中国にはありますが、最近は少々事情が変わってきているようです。レストランが総菜を用意するなど、いわゆる「なか食」が当地でも出始めているようです。食事の値段は年々上昇しており、場所の予約やメニューの選定、会計のチェックなど煩わしいことも多く、「年夜飯」は最近では同じ中国語の発音の「年夜煩」ともいわれるようになってしまっているようです。レストラン側も帰省で従業員数が確保できないなどの事情もあるようですが。新年快楽!(こ)
今日は、水の都・東洋のベニスとも言われる、上海のお隣の江蘇省蘇州へ出かけてきました。訪問先工場は、既に10年以上当地で縫製業をしており、周辺は当時とは様子が全く変わって都市化したそうです。確かに、目の前にはショッピングモールがあり、高速道路の出入り口もすぐそば、非常に便利な場所でした。そうなるとどうしても立ち退き等の話題が付いて回り、訪問先も悩んでいました。所得が増えて生活が豊かになり、都市が商業化していくのは必然の流れではありますが、なんとなく寂しさも感じてしまいます。ちなみにショッピングモールの昼食は、セルフサービス式で15元(200円ちょっと)でした。(こ)
新年あけましておめでとうございます。久しぶりに日本で大みそかをむかえ、紅白歌合戦やゆく年くる年を見て夜更かししてしまいました。日頃、日本の芸能から遠ざかっているせいか、紅白出場歌手でわかるのはベテランの演歌歌手ばかり、子供たちからはすっかり骨董品扱いされてしまいました。でも、こうして年に一回情報のアップデートが出来るという意味で、紅白歌合戦は偉大ですね。「来年はNHKホールで見るぞ!」と酔った勢いで言ってしまった手前、抽選に外れたらどうしようかと新年早々ビクビクしております。本年もなにとぞ宜しくお願い致します。(こ)
間もなく2012年が終わろうとしております。今年は日中関係が悪化しビジネスがやりにくくなりましたが、来年は関係改善→商売繁盛といきたいところですね。中国では旧正月を祝う習慣がある為、新正月はあまり派手な飾り等がなく、お正月気分もあまり盛り上がりません。でも忘年会・新年会は新旧正月で2回やるのでおじさんはウキウキです(笑)。本年は本コラムにお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。来年も続けて参りますのでご愛読のほど宜しくお願い致します。皆様、良いお年をお迎え下さいませ。(こ)
終点には様々なドラマがあると以前誰かが言っていましたが、今日はその言葉を思い出しました。上海地下鉄2号線の終着駅(徐涇東駅)に行く機会がありました。周辺はまだまだ未開発の土地がいっぱいあって、「ここは上海か?」と思ってしまうほどでした。集落(この表現がピッタリなんです)は昔の中国の面影を色濃く残していて、多くの日本人がイメージする中国とはこうなんだろうなあ、などと感慨にふけってしまいました。ふと視線をあげると、そこには建築中の高層マンションごろごろ、「始発ですから座って通勤できますよ、うふふ♪」とセールスマンがささやいているかも、と同僚と冗談話をしてしまいました。(こ)
今週半ばに中国の来年の休暇スケジュールが国務院より発表されました。今年の旧正月休暇は2月9日~15日までの7日間となります。例年この旧正月の前後は「春運」と言って中国の人民大移動が起こる時期です。列車のチケット予約売り場には乗車券を求める人だかりができ、入手するのはなかなか困難だそうです。ただ、最近では田舎に帰る人も減ってきているとの話も聞きます。故郷に帰るには、質・量ともに充実したお土産が必要だとのことで、期待にこたえられないことを苦に帰省したくないと思う人もいるかもしれませんね。(こ)
日本は衆議院選挙が公示され、どこのメディアも選挙一色といった感じですね。実は今回の選挙は私も投票できるんです。しかも上海で。在外選挙の制度を皆さんはご存知でしょうか?もう10年以上前にこの制度はスタートしています。海外で3カ月以上生活をしていれば選挙人登録ができるようで、直近の日本の住所地の選挙区の候補者を選ぶことになるそうです。なんと私は前回の参議院選挙も上海で投票をしており、日本国民の権利を十分に行使しています。国民の義務である納税を日本で行っていないのに権利だけ行使しちゃって本当にいいのかしら?(笑)。明日投票へ行ってきます!!(こ)
もうすぐ師走ですね。中国では12月が決算となるので、各企業とも売上増強に追い込みがかかっているものと思われます。そして、この時期になると増えてくるのが「領収書売ります」というFAXやショートメールです。中国では、税務局が発行した正式な領収書でないと費用として認められないという制度がありますが、その白紙領収書或いは偽物領収書を売買する業者がたくさんいます。そして、この不法領収書で経費水増し等の税金対策が行われることもしばしばあるようです。納税は企業の義務ですから、しっかりはたさないといけませんね。少々くやしさが残るのは人間のさがではありますが(笑)。(こ)
このところ急に道路工事が増えたように感じます。大きな土管が脇に準備されているので排水関連の工事だと思われますが、あちこちで同時に始まった印象があり、ただでさえ渋滞がひどいのに困ったものです。実は今朝、工事現場の共通点を発見しました。コンクリート舗装のところで工事が多いことです。コンクリート舗装のところは比較的早くに開発が進んだところが多く、排水関連施設も早い時期に整備されたと思われ、時代の変化と共にその処理能力や耐久面で問題が生じていてもおかしくありませんね。ちなみに、年末で予算消化か?と勘ぐってしまう私は病気でしょうか(笑)。(こ)
先ほど地下鉄に乗っていたら、男子大学生とおぼしき集団と乗り合わせました。何やら大声で会話していたのでちょっと気になって聞き耳を立ててしまいました。就職するならどの業界がいいかといった議論で盛り上がっていました。その集団のなかでは、電信業と金融業とで意見が分かれていたようで、残念ながら結論を聞くことなく目的地の駅で降りなければなりませんでした。いつの時代も、学生の就職人気についてはその時の景気をそのまま反映するものです。確かに、通信も金融も当地では非常に業績が好調ですからね。一方で、就職難でもありますから、無事に就職できることをお祈りします。(こ)
中国共産党大会が昨日から開催されています。各方面で大会の様子を伝える報道があふれていますが、特に私が気になったのは、本会議場のド真ん中に江沢民さんがドーンと登場してきたことでした。一時は死亡説も流れたこともありましたが、まあ顔のイロツヤがとてもよくお元気そうでした。胡錦濤さんとヒソヒソ話をするなど、対外アピールも忘れていませんでしたね。来週後半には新指導部が発表されるようで、こちらも非常に注目です。GDP世界1位と2位の国のトップ人事はおおいに話題になりますが、3位の国はどうしちゃったんでしょうか。頑張ってほしいものです。(こ)
先週末に日本人学校の授業参観がありました。上海の日本人学校は、市の西側と東側にそれぞれ校舎があります。西側の校舎は小学校のみ、東側の校舎は小中一体となっており、両校舎を合計するとなんと3千人を超える児童生徒が学んでおり、おそらく世界最大規模の日本人学校だと思われます。日頃なかなか子供の学校での様子を知る事が出来ない為か、多くの父兄が授業参観に来ていました。ただ、秋のこの時期は夜の宴席が非常に多いので、中には廊下に座り込んでしまっているお父さんもいて、なんだかとても切ない気持になってしまいました。お互い頑張りましょう、お父さん!(こ)
上海蟹の季節がやってきました。スーパーなどでも水槽いっぱいに上海蟹が入れられ売られています。産地や大きさによって値段は異なりますが、小さめのもの(握りこぶしぐらい)でおおよそ50元ぐらいとなっています。レストランでは大体一匹150元ぐらいからではないでしょうか。多少の好き嫌いはあれども、やはり旬のものはおいしいですよね。紹興酒と一緒にチビチビとやるのが私は好きですね。この時期の駐在員同士の会話で決まって出てくるセリフは、「今年何匹食べた?」です。ちなみに私はまだ1匹です。(こ)