2010年から羽田空港と上海虹橋国際空港の定期便の運航開始により、東京と上海のアクセスは非常によくなりました。それまで上海浦東国際空港と成田空港の往来を利用するしかなかったことから、渡航日の活動時間が制限されていましたが、羽田→虹橋空港の早い便の利用で渡航日午後一番の打ち合わせが可能になりました(泣)。但し、「リニアに一度は乗ってみたい」との渡航者は上海浦東国際空港(リニアの発着駅)を利用されますね。ちょうど来週から日本出張なのですが、虹橋空港から出発して、浦東空港から戻ってきます。久々にリニアに乗ることができそうです。また羽田虹橋便はビジネスパーソンの利用が多く、どなたかに遭遇するかもしれません。それでは行ってきます!(わ)。
11月は上海への出張者が多い月の一つです。3月決算の会社では下期の始まりである10月と年末である12月を回避して、ちょうど谷間の11月に出張を予定される方が多いです。この時期はホテルも満室が多く、強気の値段設定もあり、常宿に泊まれないこともしばしばあるようです。また上海蟹のシーズンであることも理由の1つに挙げられています。そのため駐在者同士では「1シーズンで上海蟹を何杯食べたか」という話題になることもあります。最も有名な産地は蘇州市にある陽澄湖ですが、ブランドでもありお店で食べると安くはありません。そこで現地の方や駐在者は市場でノーブランドの上海蟹をリーズナブルに購入して蒸して食べることも。今週末は上海蟹になりそうです(わ)。
中国EF教育社は母国語が英語でない世界65ヶ国と地域を対象に2013年の成人の指数と過去7年のデータベースの分析による最新の英語熟練度スコアランキングを発表しました。結果、欧州(1位デンマーク、2位オランダ、3位スイス)で熟練度が高い傾向があり、東アジアは12位マレーシア、13位シンガポール、24位韓国、26位日本、28位インドネシア、30位台湾、31位香港、37位中国大陸となりました。また上海のスコアが香港超をした理由として、上海の英語教育水準の向上と香港は大陸からの移民が多いこと、香港人が中国語を母語として勉強する機会が多くなったことを挙げています。2007年調査開始時のスコア比で香港は△1.94、中国は+2.53となり、驚異的なスコアはタイ+8.38、インドネシア+7.96、ベトナム+7.25でした。ちなみ日本は△1.29で標準的なレベルとなっています。頑張れ日本!(わ)
中国の最高額紙幣は100元札(≒1,890円)で、通常、銀行ATMの入出金も100元単位となっています(一部の地域では小額紙幣の取扱も可能とも?見てみたいです)。ATMは一回、一日当たりの最高取扱額が設定され、出金画面も利用者の至便性を考えて100、500、1,000、2,000、3,000元等が画面表示されています(もちろん任意の金額の出金も可能です)。今日は金曜日なので週末の活動資金をATMへ出金に行きましたが、なんと100元の表示しかありませんでした(悲、他の選択肢なし)。私の口座残高が100元未満なのか心配しましたが、結果、他の場所のATMへ行き出金に成功しました!あれはATMの現金不足だったのでしょうか?今週末も何とか乗り越えられそうです(わ)。
現法名称の設定は意外と苦労します。既に類似名称があったり、日本本社名が片仮名であったりすると、別の中国語名称を設定する必要があります。名称はブランド戦略にもなりますので、慎重に設定する必要がありますね。実例を挙げてみますと、ソニーは「索尼」(ピン音suo-ni)と音で合わせ、パイオニアは「先鋒」と意味で合わせています。日本企業は漢字に慣れていますので意味で合わせることも容易ですが、漢字圏以外の他国企業はブランド戦略のためか音で合わせていることが多いとの印象です。その一方、ファストファッションのForever21の中国語名称が「永遠二十一」になっており、他の選択肢の余地がなかったのだろうなと、ふと思うのは私だけでしょうか(わ)。
今日は蘇州で開業式典があり、新幹線で上海⇔蘇州を往復しました。新幹線は原則、全席指定で一等座と二等座があります。前者はグリーン車、後者は通常の指定席のイメージです。実は裏技で「無座(中国語)」=席無しの立ち乗りもありますが、二等座と同じ値段しますので急ぎの場合等の最終手段となります。また車内では制服を着た女性スタッフがカートで飲食の販売をしており日本の車内サービスを連想させます。終点が近づくとゴミの回収もしてくれます。先日、車内のお手洗いを利用しましたが、トイレットペーパーの先が三角折りされていることに驚きました。中国のサービスに対する認識も変化しつつあるようです(わ)。
「優先席」は他の呼び名もありますが、日本でも鉄道車両やバス等に設置されていますね。中国でも「愛心専座」というものがあり、中国語から「思いやりゾーン」を想像しますでしょうか。上海では地下鉄やバスの他にも、駅の待合室、銀行ロビーや飛行場の椅子等に同表記があり、あちこちで見かけることができます。また地下鉄車両内でもお年寄り、赤ちゃんを抱えている人や妊娠中の女性等に対して、積極的に席を譲る光景をよく見かけることができます。一方、地下鉄の「先下後上(先に降りて後から乗るの意味)」ですが、なかなか降車する人を優先してくれない場合があります。以前と比較すれば改善傾向にありますが、こちらの方も積極的に譲ってほしいものです(わ)。
中国はテーブルチャージが主流で、定員へ「買単」(発音:マイダン)と言って勘定をします。支払い時に「発票」(≒領収書兼請求書、発音:ファーピァオ)と言うと、宛名は会社名か個人か確認しますので、会社の接待交際費であれば会社名を伝えます。昨日、私は家族と外食し私用のため「発票」は必要ありませんが、念のため「宛名は個人で」ともらいました。実は飲食業等で使用する統一「発票」は削りくじが付いており、削った箇所に金額がでれば現金をもらうことができるシステムになっています。ちなみに私の結果は「谢谢您(ありがとうございました)」=ハズレでした。長く駐在していますがこの文字以外を見たことがないのは私だけでしょうか(悲)。(わ)。
今日10月11日(土)は中国では仕事日です。国慶節は連続1週間の休みですが、国慶節前後の土日を2日間出社し、その振替休日2日間、法定休日3日間と土日を合わせて構成されています。但し国慶節は、暦で日時が変化する旧正月とは違って、原則、建国記念日である10月1日から1週間の休みになります。一方、3月末決算が多い日本企業の場合、当地責任者も日本で下期の会議等に招集されることもあり、意外と休めていない方も多いのではないでしょうか。また招集されずとも、各種上下期の報告も必要になるため、この時期は休み明けでバタバタしている方も多いと思います。そのようなお父さんは、これからしばらく家族サービスに徹しないといけませんね!(わ)。
中国人の名前の人口ランキングですが、2010年のある人口調査では李、王、張、劉、陳の順でトップ5で合計約3.9億人との報告がありました。米国の人口を超えていますね、すごいです。通常、姓は一文字ですが、たまにレアな二文字の方と会えるそうです。中国では結婚しても夫婦別姓で、子供は父母のどちらの姓を引き継ぐことは可能ですが、父親の姓を引き継ぐことが多いです。また親が子供のことをフルネームで呼ぶことも珍しくないですね。これまでに聞いた名前では銭多多(多多は名前)、双双(双子の方の名前)、森(木の部分が3つとも金、縁起が良さそうですね)等もありました。ちなみに人口調査で習はランキング外でした(わ)。
中国の公園は広くかなり充実しているとの印象があります。公園内に小規模ながら遊園地も存在する場合があり子供が喜ぶような遊具が多くありますので、一般的な日本の公園(滑り台、ブランコ等)とは少し内容が異なるかもしれません。中には観覧車もあるほどの公園もあります。最近はテントを持参する家族が多く、芝生の上に広げて休みをとりながら一日中公園で過ごす姿を見ることができます。先日行った公園では金魚すくいならぬ、金魚釣りをして何匹かゲットすることができ子供にいいところを見せることができたのは良かったのですが、どのようにして家に持ち帰るのか、結局、タクシーに乗って持ち帰るしかなくいくらか高くつきました、トホホ(わ)。
今日は8月8日です。2008年8月8日午後8時に北京国家体育場(通称:鳥の巣)で北京オリンピックの開会式があったこと、まだ記憶に新しいかと思います。日本でも「八」は末広がりである等、縁起の良い数字で、中国でも「八」のピン音が「ba」、お金をもうけるという意味の「発財」(ピン音:facai)の「発」の「fa」に音が似ているため、特にビジネス上で好まれています。但し「八」は「七」と一緒に使用すると、あまり良く無い意味の「七上八下(心迷うこと)」になるため注意が必要です。一方、ワーストは「四」で理由は「死」とピン音「si」が同じであることです。由来は違えど数字の縁起の良し悪しについて日本と大きな差異がないようです(わ)。
中国で「LINE」が使用できなくなり、日本人滞在者も中国で同様のサービスをしている「微信」(ウェイシン、英語:WeChat)を使用する機会が多くなってきているのではないでしょうか。もともと中国の若い世代に支持がある「微信」は中国人同士だけでなく、日本人も中国人スタッフや取引先と連絡するときに使用するため、既に駐在者にとって必須アプリとなっています。但しアプリは多用すると気になるのは携帯電話料金になりますね。そうなると、最近ではどこに行くにも無料WiFiがあるか気にしてしまい、いつの間にか食事に行くお店も無料WiFi がある同じ場所に偏ってきちゃいます。今日もまた同じお店になりそうです(わ)。
日本でもまだハナキン(花の金曜日)はありますか。最近はもう死語になっているかもしれません。中国でも休日前である金曜日(中国語:星期五)は仕事帰りに予定を入れる人が多いです。その場合、仕事仲間や友人などと食事に行ったりしますが、当地の方は「飲み会」というよりも「食事会」で、食事の内容・質・ボリューム等を非常にこだわるとの印象があります。そのためか2次会に行くことは少なく、1次会で口直し等も含めて済ますことが多いようです。ちなみに中国でのお会計はテーブルチャージが主流で、店員に「買単(マイダン)」と言ってお勘定をします。割り勘もありますが、基本的に主催者や年配者が支払うのでしょうか、昨日も自分が勘定をすると伝票を取り合う姿に中国経済の景気の良さを改めて感じました(わ)。
中国も日本と同様に少子高齢化に悩まされ労働人口が減少しています。そのため最近では人口政策や定年見直しが議論されています。ちなみに中国の一般労働者の定年は男性60歳、女性50歳(一部55歳)です。現役世代で共働きが多い中国では、お爺ちゃんやお婆ちゃんが孫の学校の送り迎えや遊び相手をすることが一般論となっており、これが定年後の仕事と認識をされている方が多いのではないでしょうか。またかわいい孫と毎日一緒にいることを楽しみにしている定年直前の世代も、定年見直し(=延長)に反対する方も多いようです。先日公園で孫と楽しく遊ぶシニア世代を見ましたが、定年後の貴重な時間を先送りにすることも容易ではないとつくづく感じるのでした(わ)。
中国ではよく市場(いちば)を見かけます。市場は野菜、果物、肉類、魚類等かなり種類が豊富で見ていて飽きません。原則、量り売りで500g(中国語単位:1斤)単位で価格表示がされ、支払いでは少し安くしてもらう、薬味用のネギをサービスでもらう等のやりとりがされます。現物を手にとって自身で新鮮かどうか判断して買う必要があり真剣に品定めします。日本ではパッケージされた商品を表面と賞味期限を確かめるくらいで買っている人も多いのではないでしょうか。実は私もそうでした。先日、私も市場でピーマンを購入しましたがそれが激辛で痛い思いをして勉強になりました。皆さん、ローカルの市場で食べ物に対する目利き力を養成してみてはいかがでしょうか(わ)。
最近は雨の日が続いていますね。移動中に急に雨が降ることがあります。そんな時、日本ではビニール傘を買ってその場をしのぎますが、上海では傘売りが何処からともなく出現しますのでそこで購入します。ちなみに日本のビニール傘は中国で大半が生産されていますが、当地の人にあまり知られていません。最近は普通の傘を使用する人が多くなってきましたが、圧倒的に折り畳み傘を使用する人が多いです。それは「小さく畳めるので便利」、「持ち運びが容易」との主な理由ですが、意外にも「会社やお店に傘立てがないから」、「天気予報を信用していない」、「日傘としても使用するのでいつでも携帯したい」との理由もあるようです。ちなみに私は忘れ傘をしやすいため折り畳み派です(わ)。
出勤等で多くのスーツ姿のサラリーマンが信号待ちをする光景、日本ではよく見ましたが、上海で見ることはありません。日系各社の対応によりますが、クールビズやカジュアルデーを1年通じて行っていることや普段着の着用での勤務も多いような気がします。そもそもスーツやネクタイを着用している中国人は少ないため、当地でスーツ姿を見るとすぐに日本人と推定されます。弊社最寄り地下鉄付近でも偽物売りが地下から出てくる乗客を待ち構え、普通の人には中国語で、スーツ着用の人には「かばん、時計」と片言の日本語で呼び込みを行っている光景をよく見かけます。今日、私はスーツ上着無しのワイシャツ姿ですが、彼らの推測は当たるでしょうか、チェックしてみます(わ)。。。
ワールドカップ(中国語:世界杯)が始まりました。本日初日は中国時間4:00の放映になるため、朝方はコミュニティサイトで「世界杯見たよ、あなたは見た?」等の会話で賑わっていたようです。新聞でも各国選手の様子や勝敗予想が紹介されており、スマホの中国情報アプリも特集の表示が出るようになりました。一方、この時期になると外国人向けの飲食店等でワールドカップが再放送され、特別メニューを提供する等もちろん便乗商売が行われますが、このときだけはサッカー好きになってしまう仲間と一緒に盛り上がってしまうものです。明日は土曜日ですね。皆様、寝不足にご注意ください(わ)。
6月1日は中国の子供の日に該当し、本来であれば14歳未満の児童は休学になります。今回は日曜日で残念!玩具メーカーのイベントが多かったですね。そこで子供に纏わる話で、昨年の上海市の児童肥満率が17.8%に達したとの調査報告がありました。約半数の子供がほとんど毎日買い食いをしている、ペットボトル飲料を購入しているとの結果で、両者の合計金額は平均293元/月とのことです。このような予備軍も抱えながら、中国は米国の次いで4,600万人(成人)の肥満大国に達しています。私もついつい買い食いしてしまいますが、子供の手本になれるようにしばらく?我慢したいと思います(わ)。
火鍋をご存知でしょうか。四川省や重慶でよく食される、金属製の鍋の中央で白湯と紅湯の麻辣スープが仕切られている鍋料理です。紅湯がぐつぐつと沸騰している様子はマグマのようです。先日行ったお店は各従業員にサービスの一定の権限を与えていることで有名で、例えば靴磨きや爪切りが無料、お手洗いではハンドソープをシュッと手の上に出してお手拭きも手渡しで提供する等です。後者はお店の従業員にもサービス提供をしている徹底ぶりで驚かされました。一方、このサービスは他の店にも飛び火し始め、若干過剰のサービス競争に実際は従業員も困っているのではないでしょうか(わ)。
20日と21日は上海市内において「アジア信頼醸成措置会議首脳会合」が開催され、習近平国家主席をはじめ関係各国の首脳が来海しました。同日は特別警戒措置となる、交通規制を実施する等の処置がとられたため、市内の学校が臨時休校になりました。そのため日本からの出張者の方々には空港での手荷物検査の強化や交通規制がはられることから余裕を持ったスケジュールを推奨していました。ところが蓋を開けて出張者の感想を聞いてみますと、学校だけでなく臨時休業とする当局窓口や会社もあったためか、思いの外、街中が空いていて効率的な活動ができたとのことでした。本当に分からないものです。。(わ)
最近、中華料理店に行きました。その店はメニューが珍しく、雑誌になっておりメニュー以外のページは自動車等の広告掲載がされています。メニューの持ち帰りは自由です。またその店は繁盛店で毎日14:00以降は予約を受けない、繁忙時は各テーブル大きさに見合った人数の来客を入れ替えるため単純な順番待ちと異なる(原則、少人数の来客は小テーブルのみの順番待ち)等のルールを導入しています。一方、効率的に運営が行われているため、料理は味、量、価格のコスパが非常に良く、特に若者からの支持が高いようです。みなさまも長時間の順番待ち覚悟で試してみてはいかがでしょうか(わ)。
中国で偽札をつかまされたことありますか?その場合、やられたらやりかえす→これは不正使用になりますのでご注意ください!また記念にとっておく→必ず公安及び領事館に届出・報告をしてください。最近ではタクシーの降車時に代金支払いで100元札を支払い、運転手の手元で偽札にすり替えられた上でつき返される被害があるそうで、私も交通カードや小銭で支払うように心掛けています。尚、上海の交通カードはタクシーだけでなく、地下鉄、バス、フェリー等でも使用可能ですので、駐在者だけでなく出張者の方も取得をしていただくことを推奨いたします(わ)。