初めての開催ということもあり出展企業数は少ないように感じましたが、豪華な会場での盛大な開会式や、ビジネスマッチング、ファッションショーなどが行われており、私が訪問した初日は来場者で各ブース賑わっていました。会場の1/3が日本館で、健康食品からアクセサリー、洋服、デジタル家電製品まで様々な企業が出展して、積極的な商談が行われていました。出展者に話を伺ったところ、「初めての開催なので様子がわかりませんでしたが、商品をその場で購入して下さる方もいますし、中国企業バイヤーにも興味を持って頂きました。」と好感触を得られていました。
中国第13次5か年計画期間に入り、消費品はイノベーションの強化、自主ブランドの発展、文化の創意工夫を課題としています。その背景から、今回の展覧会は、上海市政府と中国軽工業協会との間で合意された「上海国際文化大都市、設計の都、ファッションの都、ブランドの都についての戦略的協力枠組協議」に基づいて実施されました。
中国では個人消費が伸びていますが、エコ、機能性、デザイン性よりも価格が優先されてしまっています。しかし中国でファッション関係の展覧会は年々増えてきていますので、デザインと機能性を兼ね備えたmade in Japanの製品がこれからますます注目されるはずです。華やかな展覧会ですので、皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
展示会URL:http://www.giftshow.co.jp/shanghai/sifcgf2017/index.htm