展示会訪問記

第 4 回「オートメカニカ上海 2012」
「オートメカニカ上海2012」が2012年12月11日から4日間に渡り上海新国際博覧中心にて開催されました。この展示会はアジア最大級の自動車部品展示会で、世界37カ国から自動者産業関係者が参加、3,900以上のブースの出展があり、各社とも製品や品質をアピールする絶好の機会となっていました。
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<展示会場前の看板>

「自動車の展示会」と言うと、スポーツカーやエコカー、SUVなど「華やかな展示会」を連想しますが、  この展示会は「縁の下の力持ち」の要素が強いのが印象的です。展示物はカーナビ、バッテリー、ホイール、ブレーキパーツ、ライト、ミラー、キャリア、車庫、修理器具など自動車に関するものが多数展示されている他、一般の人が普段あまり見る機会のないエンジン内のパーツや大型洗車機、塗装設備、大型トラックを持ち上げる設備、専門工具などの展示も多く、業界関係者からも注目を集めていました。

日本企業はジェトロが設置したジャパンパビリオンに25社が出展しており、自動車産業の中心である愛知県の企業の出展が目立ちました。その他の都道府県では岩手県、宮城県、福島県、群馬県、埼玉県、東京都、大阪府などの企業が出展していました。

 

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<トラックもリフトアップされている>

日本の主要産業である自動車産業を支えているのは中小企業の方々の持っている匠の技で、その技術力は非常に高く、日本では「あたりまえ」のことが世界では「すごい」と評価を受け、世界中の自動車メーカーに納品されています。これらの技術は競争が激しい業界の中で育まれたものであり、世界でも十分戦えるものです。日本企業の優れた技術や品質が世界の企業の目に留まり、ビジネスチャンスを手にすることを切に願っています。

 

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