きらぼし中国ビジネスQ&A

第 134 回「中国への渡航規制の現状について」

<質問>
最近、中国国外から中国への渡航規制が緩和されたというお話を聞きました。現時点(7月20日時点)での中国への渡航規制についてご教示いただけますでしょうか?

 

<回答>
2022年7月1日付で、中国渡航時に必要なビザ申請時の資料が変更され、Mビザ(商業貿易活動)・Fビザ(交流・訪問・視察活動)についても、中国政府(外事弁公室あるいは商務庁)が発行する招聘状(PU)が不要となる大きな緩和措置が発表されました(就労目的でのビザ申請は、6月時点で招聘状の取得は不要となっています)。例えば、Mビザを取得する方であれば、現地法人等の中国の取引先が作成した招聘状等をもって、日本のビザセンターにてビザを申請し、中国へ渡航することが可能となります。当該緩和措置により、今後出張での渡航者が増えるものと想定されます。詳細事項(ビザ申請及び渡航前PCR検査について)は下記HPリンクをご参考ください。
<参考>:中国ビザ申請についてのお知らせ(2022年7月1日更新) - 中華人民共和国駐日本国大使館 (china-embassy.gov.cn)
中国渡航前検査及び健康コード申請 の最新措置について(2022年6月30日更新) - 中華人民共和国駐日本国大使館 (china-embassy.gov.cn)

 

また、現時点において、中国政府が海外からの渡航者に義務付けている隔離措置は「7日間の集中隔離観察と3日間の自宅健康観察」です。こちらは、中国国内の各地域によって措置や定義が異なりますので、事前に渡航地の規制確認が必要です。

 

現在、上海市を含め、中国各地において連日コロナ感染者が発表されており、陽性者や濃厚接触者が発生したビルやマンション等では厳しい封鎖措置が取られております。中国渡航後にこれらの影響で行動制限が取られる可能性もございますので、渡航地区の感染状況も確認した上で渡航されることをお勧めいたします。

 

綺羅商務諮詢(上海)有限公司 佐藤

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