上海駐在レポート

【アラサー女子の上海日記】第 3 回 こだわりのハイヒール
 
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上海に来て困ったことの一つ、それは靴のかかとをどこで直せばよいのか。
 
上海人はとにかくよく歩きます。建物ひとつひとつがとても大きいので、ビル街に行くと気付かぬうちにすごい歩数を歩いています。歩道も整備されていないところも多く、一日歩くと靴がボロボロになります。上海女性の足元を見てみると、通勤エリアにもよりますが、かかとの高い靴を履いている女性は少数で、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いている人がほとんどです。
 
ちなみにヒールとは6㎝以上の靴のことで、7㎝以上はハイヒール、逆に6㎝以下はパンプスという呼び方をします。
 
東京で営業をしていた頃、雨の日でも雪の日でも、砂利道でも田んぼ道でも、ハイヒールでバシッとキメて営業すると決めていたので、日々の営業でヒールのかかとのゴムはすぐにすり減り、かかとの取り換えは最低2カ月に一度行っていました。
 
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しかし上海に来てもうすぐ1年経過するというのに、まだ1度もかかと直しをしていません。かかとのゴムが擦り切れ、出番がなくなってしまった靴たちを見るとかわいそうで、ついに靴修理店探しを決行しました。
 
まずは社内の女性スタッフや、中国語学校の女性の先生に聞き込みを開始。皆さん、靴屋や路面店でかかと直しをしているとのこと。早速会社の周りで靴修理店を捜索。
 
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会社がある淮海路はデパートが建ち並ぶエリアで、このようなエリアにはほとんど路面店や靴修理店はないようです。道を外れた古い住宅街に入ると、ありました、謎の便利屋さん。日本で言うところの、靴や革製品、鍵のスペアをすぐに作ってくれる「MISTER MINIT」と言ったところでしょうか。便利屋さんは大抵のことができるようで、靴以外にも充電やタイヤ修理も行っているようです。靴の修理代金は修理箇所によりますが10元~100元(170円~1700円)、日本では1000円~2000円が相場ですのですごく安いです。仕上がりは値段に見合ったレベルですが、履けない靴が蘇りました。ローカル靴屋でも修理は行っていますが、当日仕上がりではなく、数日預かりがほとんどです。
 
上海にはまだまだ靴修理店がきっとあるので、これからもお店を捜索したいと思います。でもお気に入りの靴はやっぱり日本に帰った時に直そうかな。
 
 
 
 
 
 
以上 
浦山恵
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