ちょっと前まで爪のおしゃれはマニキュアが一般的でした。マニキュアの値段はピンキリですが、安いものなら100円程度で購入可能で、自分で簡単にできるおしゃれの一つです。しかしマニキュアは2~3日で剥がれてしまうことや、何日も塗ったままにしておくと、爪の蒸散作用を妨げることから、カビが生えることがあり、不衛生な面もあります。
ではジェルネイルはマニキュアと何が違うのか??ジェルネイルはゲル状の樹脂をUVライトに照射して硬化させるマニキュアの一種です。通常のマニキュアより長持ちし、弱ったり短くなったりした爪を健康に伸ばす効果もあります。野球選手が爪の強化の為にジェルネイルをするというのは有名な話です。ネイル完成までの時間は1時間半程度、金額(日本)は6,000~15,000円位が一般的。2009年には日本のほとんどのネイルサロンに導入されており、個人でジェルネイルを行うための商品も多数販売されています。
私が上海で初めて行ったネイルサロンは中国人に人気の日系サロンです。スタッフは日本人を指定することもでき、価格は300~600元(4800~9600円)程度。日本では一般的な価格ですが、上海のローカルサロンは100元(1600円)からありますので、比較すると少々高めのお店ということになります。技術は日本のネイルサロンと遜色なく、デザインも豊富でとても満足いく仕上がりでした。100元ネイルサロンの場合、安くする為に樹脂の質が悪く変な臭いがするものや、スタッフの技術がないことが多いので、あまり安すぎるサロンには中国人も行かないそうです。中国人がネイルカラーを選ぶ時のポイントは「手が色白にみえるかどうか」、ここでも美白にこだわる中国人らしさがでます。そして春節(旧正月)前になるとほとんどの人が赤いネイルをするそうです。1/28の春節にかけて街中に赤いネイル女性が増えていくのが今から楽しみです。