このレポートでは、食を通じて日本と違う中国食文化をゆる~く伝えていきます。単身だった筆者は家で自炊をしておらず、ほぼ毎日外食やワイマイ(中国では一般的なケータリングサービス)を利用して過ごしていました。筆者の鈍感な舌でどこまでお伝えできるかわかりませんが、まず第一回目となる今回、家の近くにあるローカルフードのお店をご紹介します。
ここは筆者の家から徒歩3分程度の場所にある、「桂林米粉」というお店です。筆者がよく行くお店の一つで、主に地元の人が利用しており、あまり外国人は見かけたことがありません。
今回注文した料理はいわゆるチャーハンです。味はちょっと酸っぱ辛く、タケノコ入りチャーハンといったところです。お値段15元(約240円)とリーズナブルですね。写真は煮卵(2元≒32円)をトッピングしたものになっています。酸味と辛味が食欲をそそり、醤油のような味付けで、タケノコの食感が良く、疲れた時に良いかもしれません。煮卵は固ゆでで、味はあまり日本のものと変わりません。
料理写真の右側にちょっと濁ったお湯みたいなものがありますが、これはスープです。筆者がこのお店に入って注文を終え、水くださいと言ったら、なぜか熱々のスープが出てきました。このお店にお水は無いということでしょうね。ちなみに当店、自分で要求しないと水ならぬスープは絶対に出てきません。言わないと出てこないのは中国あるあるでしょうか。見た目はなんだか濁っており、麺のゆで汁かと思いました。贅沢は言わない、とりあえず飲めればいいかと思い、思い切って飲んでみると。。。
美味い!!見た目から想像できないくらい美味い!!使わない食材を煮込んでいるのでしょうか、色々な味わいが複雑に混ざっており、筆者のバカ舌でもわかるくらいダシが効いています!最初に麺のゆで汁だなんて思ってしまって、お店のおばちゃんごめんなさい。これをタダで配るとはすごいね。でも周りの人が全然飲んでないのがとても気になりますが。。。
スープの味わいを加味して星☆★★★★